1月の米公定歩合会合議事録、ミネアポリス地区連銀が利下げ要求取り下げ

米連邦準備理事会(FRB)が25日公表した
1月の公定歩合会合の議事録で、これまで公定歩合
0.25%ポイント引き下げ0.5%とすることを求めていた
ミネアポリス地区連銀が他の8連銀と歩調を合わせ
据え置きを求めていたことが分かった。

フィラデルフィアカンザスシティー、ダラスの
3地区連銀は引き続き1.0%への引き上げを要求した。

FRB公定歩合を0.75%に据え置いている。

公定歩合会合の議事録によると、公定歩合
フェデラルファンド(FF)金利の差を
金融危機前の水準である1%ポイントに
戻すため、3地区連銀は引き上げを求めた。

議事録はまた、「経済は緩やかなペースで
拡大し続けると全般的に楽観的な見方が
示された」としている。

1月の公定歩合会合は、1月28〜29日に開かれた
連邦公開市場委員会FOMC)前に開催された。

FOMCFRBは前回12月に続き、
資産買い入れ規模を100億ドル縮小することを
決定している。