1月の米公定歩合会合議事録、ミネアポリス地区連銀が利下げ要求取り下げ
米連邦準備理事会(FRB)が25日公表した
1月の公定歩合会合の議事録で、これまで公定歩合を
0.25%ポイント引き下げ0.5%とすることを求めていた
ミネアポリス地区連銀が他の8連銀と歩調を合わせ
据え置きを求めていたことが分かった。
フィラデルフィア、カンザスシティー、ダラスの
3地区連銀は引き続き1.0%への引き上げを要求した。
公定歩合会合の議事録によると、公定歩合と
フェデラルファンド(FF)金利の差を
金融危機前の水準である1%ポイントに
戻すため、3地区連銀は引き上げを求めた。
議事録はまた、「経済は緩やかなペースで
拡大し続けると全般的に楽観的な見方が
示された」としている。