米FRB、3月20日にストレステスト結果発表

米連邦準備理事会(FRB)は25日、銀行の
年次ストレステスト(健全性審査)の結果を
3月20日に発表すると明らかにした。

今回のストレステストは
大手30行が対象となった。

テストでは景気後退に耐え得る資本を十分に
備えているかを審査するが、今回は8行に対し、
最大の取引先が仮にデフォルト(債務不履行
した場合の対処法も示すよう求めた。

ストレステストでは銀行の配当支払いや
自社株買いに関する計画も審査し、銀行の
安定にリスクが生じると判断した場合、
当局は計画を却下することができる。

FRBは、こうした資本計画を審査する
包括的資本分析(CCAR)の結果を
3月26日に公表するとした。

18行が対象となった前回の審査でFRBは、
BB&Tとアライ・フィナンシャルの資本計画を
却下したほか、JPモルガン・チェース
ゴールドマン・サックスには資本計画策定過程の
欠点を修正するよう指示。

4行が提出した修正案はいずれも承認した。