ECB、金融政策を「あらゆる角度から検討」=メルシュ専務理事

欧州中央銀行(ECB)のメルシュ専務理事は26日、
金融政策スタンスについてECB当局者は広い角度で
検討していると言明した。

ECBは来週の理事会で政策決定を行う。

2月の理事会後には、追加緩和の必要性を
判断するためにはユーロ圏の成長や
インフレについてより多くの情報が
必要だとしていた。

メルシュ理事はルクセンブルクで開かれた
会合の合間に記者団に対し「すべてを
360度の角度から検討している」と述べた。

ECBが毎週実施している不胎化オペを
終了する案について個人的な見解を求められると、
まずは理事会でメンバーに明らかにしたいと答えた。

不胎化オペの終了について理事会内で全員が
一致しているとしたある記者のコメントに対しては、
「誰が(合意しているのか)」と聞き返した。