2014-02-25から1日間の記事一覧

ユーロ圏に現時点でデフレリスク見られず=プラートECB専務理事

欧州中央銀行(ECB)のプラート専務理事は、 現時点でユーロ圏にデフレリスクや人々が 消費を先送りする兆候は見られない との認識を示した。25日付のベルギー紙スタンダルドが伝えた。専務理事は同紙のインタビューで、インフレ率が 長期間低水準にとどまる…

TPP閣僚会合は合意見送り、関税・市場アクセスで依然隔たり

シンガポールで4日間の日程で開かれた 環太平洋経済連携協定(TPP)交渉の閣僚会合は 25日、決着を見ないまま閉幕した。関税やその他市場アクセスの 問題で隔たりが埋まらなかった。参加国の閣僚は大きな前進があったと 強調したが、最終合意の明確な期限な…

リスク要因で物価見通しに変化なら調整=中曽日銀副総裁

日銀の中曽宏副総裁は25日午前の衆院財務金融委員会に 出席し、「日本経済は緩やかな回復を続けており、2%の 物価目標の実現に向けた道筋を順調にたどっている」と指摘。「何らかのリスク要因により見通しに変化が生じ、 物価目標の実現に必要ならば調整(…

短観の調査対象企業を21社追加、3月調査から=日銀

日銀は24日、全国企業短期経済観測調査 (日銀短観)の調査対象企業を、今年3月 調査分から21社追加すると発表した。倒産や合併などで調査対象企業が減少する ケースがあることから、日銀では統計精度の 低下を防ぐため、定期的にチェックを行い、 調査対象…

失業率低下や物価上昇、賃金への影響度は近年低下=日銀リポート

日銀は今後の賃金動向を考えるための実証分析として、 失業率やインフレ率が賃金に与える影響について 推計したリポートを発表した。その中で失業率が賃金上昇率に与える 影響度合いが近年、低下していると指摘。インフレ率が賃金上昇率に与える影響度も 低…

ドイツの貿易黒字は「不公平」、政府高官が異例の批判=独誌

ドイツ外務省のミヒャエル・ロート欧州担当副大臣 (社会民主党=SPD)は、同国の巨額の貿易黒字は 「不公平」だと指摘した。政府高官が同国の貿易黒字を批判するのは異例で、 内需拡大や不均衡是正をドイツに求める その他の欧州諸国や米国と歩調を合わせた…