ユーロ圏に現時点でデフレリスク見られず=プラートECB専務理事

欧州中央銀行(ECB)のプラート専務理事は、
現時点でユーロ圏にデフレリスクや人々が
消費を先送りする兆候は見られない
との認識を示した。

25日付のベルギー紙スタンダルドが伝えた。

専務理事は同紙のインタビューで、インフレ率が
長期間低水準にとどまる場合はリスクとなりうるが、
現在の低インフレは食品とエネルギー価格が
主な要因との見方を示した。

その上で、「弱い需要と高水準の失業率が
要因となっている可能性もある」とした。

専務理事は「物価動向は弱く、中期的に
弱くあり続けるということをわれわれは
認めている」と語った。