今週の材料は?

今週も各国で経済指標の
発表が目白押しです。

先週末発表された米雇用統計は、
非農業部門の新規雇用が予想を
大幅に上回ったものの、中国株価の
下落や経済の先行き不透明感、さらに
原油価格の下落を背景に、米株価や
ドルが軟調な動きを見せました。

つまり、経済指標の好調が必ずしも、
米株価やドルにとっては好材料には
ならない動きを見せたのです。

今はドル売り材料を探している状況で、
好調な米景気指標に対する反応は
鈍いと思います。

また、英国では政策金利の発表が
行われますが、仮に利下げを行っても、
大きな反応は無いと考えられます。

米国では
【11日】
12月の労働市場情勢指数(予想前月比0.4、前回0.5)

【13日】
米地区連銀経済報告(ベージュブック

【14日】
最新週の新規失業保険申請件数(前回27.7万件)
12月の輸入物価指数(予想前月比1.5%低下、前回0.4%低下)

【15日】
12月の小売売上高(予想前月比0.1%増、前回0.2%増)
12月の小売売上高除自動車(予想前月比0.2%増、前回0.4%増)
12月の生産者物価指数(予想前月比0.2%低下、前回0.3%上昇)
12月の生産者物価指数コア(予想前月比0.1%上昇、前回0.3%上昇)
1月のNY連銀製造業景況指数(予想マイナス4.00、前回マイナス4.59)
12月の鉱工業生産(予想前月比0.2%低下、前回0.6%低下)
12月の設備稼働率(予想76.8、前回77.0%)
1月のミシガン大消費者信頼感指数速報(予想93.0、前回92.6)
11月の企業在庫(予想前月比横ばい、前回横ばい)

欧州では
【12日】
11月の栄鉱工業生産(予想前月比0.1%上昇、前回0.1%上昇)
11月の英製造業生産(予想前月比0.1%上昇、前回0.4%低下)

【13日】
12月の仏消費者物価指数(予想前年比0.1%上昇、前回横ばい)
11月のユーロ圏鉱工業生産(予想前月比0.1%上昇、前回0.6%上昇)

【14日】
イングランド銀行政策金利発表
イングランド銀行議事録

【15日】
11月のユーロ圏貿易収支(前回241億ユーロの黒字)

日本では
【12日】
11月の経常収支(予想8950億円の黒字、前回1兆4584億円の黒字)
11月の貿易収支(予想1587億円の赤字、前回2002億円の黒字)
12月の景気ウォッチャー調査現状判断DI(予想46.6、前回46.1)
12月の景気ウォッチャー調査先行き判断DI(予想48.0、前回48.2)