2015年末の資金供給量残高、356兆円と過去最大を更新

日銀が30日発表した資金供給量の2015年末残高は
前年末比29%増(80兆2660億円増)の
356兆1400億円と過去最大を更新した。

日銀は2014年10月末に実施した追加金融緩和で、
資金供給量を年間80兆円ペースで増加させる目標を
掲げており、計画通り推移したことになる。

現行の大規模金融緩和を続けた場合、
2016年末の残高は約436兆円となる見通し。

日銀は市場から長期国債などを
買い入れて大量の資金を供給。

超低金利を維持し、金融機関による企業や
個人への積極的な融資などを促している。