韓国中銀総裁が日銀の緩和の効果を疑問視、「為替水準に影響」

韓国中銀の金仲秀(キム・ジュンス)総裁は26日、
日銀の金融緩和について、2014年からの資産購入は
意図しない長期的な影響を及ぼす恐れがあるとして、
効果に疑問を示した。

金総裁は、日銀の動きが急過ぎ、
大規模な為替変動を招くとの認識を示した。

世界経済フォーラム(WEF)年次総会
ダボス会議)でインタビューに応じた。

総裁は「(日銀の金融緩和は)いくつか問題を生み出した。
ひとつは(為替の)水準が影響を受けるということ。
変化のスピードも問題だ。動きが急過ぎる」と発言。

為替の安定が韓国中銀にとって重要だと認識を示した。