英銀、期間3カ月以上の融資に依然消極的=中銀調査

イングランド銀行(英中央銀行)が実施した調査で、
英国の銀行の期間3カ月から1年の法人向け融資水準が
低水準にとどまっていることが明らかになり、
一定の期間より長い銀行間融資が引き続き
手控えられている実態が浮き彫りになった。

中銀の調査によると、前年11月時点の期間3カ月から
1年の融資の割合は、無担保と担保付の双方を合わせても
全体の2%にとどまった。

同比率は2011年5月の調査開始以来、
ほとんど変わっていない。

中銀は「短期金融市場における資金フローは、
引き続きオーバーナイトによるものだった。
2012年11月時点で、オーバーナイトの取引は
1日の取引の約4分の3に相当した」としている。

同統計はこれまでは中銀の四半期報告に含まれていた。