ガイトナー氏、「米FRB議長の職は目指さない」

25日に任期を終えるガイトナー米財務長官は、
退任後の去就について、米連邦準備理事会(FRB
議長の職は目指さないと言明した。

米政治情報サイトのポリティコのウェブサイトに
25日に掲載されたインタビュー記事によると、
ガイトナー氏はFRB議長候補となることについて、
「その可能性はまったくない」とし、退任後は家族が
暮らすニューヨークに戻り、妻と旅行に出かける以外は
特に計画はないと述べた。

ガイトナー氏は第1期オバマ政権の下で財務長官に
就任する前はニューヨーク連銀総裁を務めていた。

2014年1月31日に4年の任期が切れるバーナンキFRB議長は
続投を目指さない公算が大きく、最有力後任候補として
ガイトナー氏の名前が挙がっている。