ECB議事要旨、ユーロ高・貿易戦争リスクを懸念

欧州中央銀行(ECB)が12日に発表した3月の理事会の
議事要旨では、政策担当者が米国を巡る貿易戦争の
リスク、及びユーロ高によるマイナスの影響に対する懸念を
表明していたことが分かりました。

議事要旨は「このところのユーロ相場の動きは、
マクロ経済的な見通しの改善より、むしろコミュニケーションを
含む金融政策上の衝撃に関連しているようにみえるとの指摘が
あった」とし、「このことは為替相場の上昇が、インフレに対し
一段のマイナスの影響を及ぼす可能性があることを示している」
としています。