米連邦準備制度理事会(FRB)は11日、利上げを決めた
3月20、21日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を
公表しました。
それによると、参加者らは、景気拡大を背景に
インフレ率が上昇していくことに自信を表明し、
「今後数年の適切な利上げペースは従来想定より
幾分急になる公算が大きい」との認識を示したことが
分かりました。
米国の貿易政策をめぐっては、過半数の参加者が
「相手国による報復や政策の不透明感が米経済の
下向きリスクだ」と懸念し、米中貿易摩擦が
エスカレートする事態を憂慮する意見が出ました。