米FRB公定歩合議事要旨、3地区連銀が引き上げに反対

米連邦準備理事会(FRB)が17日発表した公定歩合会合の
議事要旨で、3月の会合で12地区連銀の3地区連銀が
公定歩合の引き上げに反対していたことが分かりました。

FRBは3月20〜21日の連邦公開市場委員会FOMC)で、
FF金利の誘導目標を25ベーシスポイント(bp)引き上げ
1.50〜1.75%とすることを決定し、公定歩合も0.25%引き上げ、
2.25%としました。

議事要旨によると、これに先立ち3月8日に行われた採決で、
変更が正当化されるほど経済指標は力強くないとの理由で、
シカゴ地区連銀、ミネアポリス地区連銀、アトランタ地区連銀が
公定歩合を現行水準に据え置くよう主張しました。

ただ、アトランタ地区連銀はその後、3月15日に、引き上げ支持に
回っています。