米景気は緩やかな拡大も、貿易摩擦激化に懸念=連銀景況報告

米連邦準備制度理事会FRB)は18日、12地区の
連銀景況報告(ベージュブック)を発表し、3月から
4月初めの米景気が「控えめから緩やかな拡大を
継続した」と総括しました。

ただ、輸入制限による鉄鋼価格上昇が顕在化する
とともに、中国などとの貿易摩擦激化に米企業が
懸念を強めていることが浮き彫りになりました。

報告は前回3月の景気判断を踏襲し、先行きを
楽観する内容でした。

雇用改善が広がり、賃金は「控えめに伸びている」と
分析しました。

物価は「総じて緩やかなペースの伸び」との認識を
示しています。