2014-01-11から1日間の記事一覧

ドルはなかなか強くなりません

今週の為替相場は、ドルの 修正局面が見られると考えています。先週末発表された米雇用統計は、 失業率が大幅に改善しました。FRBが想定する6.5%に迫る 6.7%に改善しました。しかし、これは労働参加率が低下したもので、 失業率の改善はまだ道が遠い感じで…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の 発表が目白押しです。米雇用統計の中身に懸念が出たことで、 他の米経済指標に対する慎重な見方が 出る可能性があり、その中身が注目されます。米国では 【14日】 12月の小売売上高(予想前月比0.1%増、前回0.7%増) 12月の小売売…

米FRB副議長にフィッシャー前イスラエル中銀総裁、大統領が指名

オバマ米大統領は10日、米連邦準備理事会(FRB)の 次期副議長にスタンレー・フィッシャー前 イスラエル中銀総裁を指名した。また、FRB理事にラエル・ブレイナード前財務次官 (国際問題担当)を新たに指名したほか、 ジェローム・パウエルFRB理事を再指名し…

欧州行の一部、ストレステスト意識し融資抑制=アイルランド中銀総裁

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーの ホノハン・アイルランド中銀総裁は10日、 ユーロ圏の銀行の一部が今年のストレステスト (健全性審査)を意識して、貸し出しを 抑制しているとの見方を示した。ECBは11月から域内行の監督を担うのに先立ち、 主要行の健…

米自動車業界、TPPに為替操作規制の導入呼び掛け

米自動車大手3社(ビッグスリー)で構成する 米自動車政策会議(AAPC)は9日、 環太平洋連携協定(TPP)に為替操作規制を 設けるよう呼び掛けた。参加国は不公正な競争利益を得るため、 為替レートを操作しないことを約束すべきとした。米自動車業界は、TPP…

今年の米成長率は3%台を期待=イエレン次期FRB議長

来月米連邦準備理事会(FRB)議長に就任する イエレン副議長は、2014年は3%かそれ以上の 成長率を遂げると期待していると述べた。低水準にとどまっているインフレ率についても、 目標に向かって上昇するとの見方を示した。タイム誌とのインタビューが9日、…

バーナンキ米FRB議長、上院議員に米経済で明るい展望示す

米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は9日、 上院議員との会議で、米経済について楽観的な見通しを 示した。その一方で、長期的な財政赤字や社会保障費の問題への 対応で今後「厳しい決断」を迫られるとの見方を示した。会議に出席したカーパー議員(デ…

フランスの公的債務は危険な水準=国家会計院

フランス会計院トップのディディエ・ミゴー氏は9日、 2013年の同国公的債務は対国内総生産(GDP)比率は 93.4%に達した模様で、危険な水準にまで増加しており、 景気回復に伴い金利が上昇すれば金利支払い負担が増える、 と警告した。さらに「これまでの対…

英中銀が政策据え置き、ガイダンス修正めぐる手掛かり示さず

イングランド銀行(英中銀)は9日、政策金利を 予想通り過去最低の0.5%に据え置いた。資産買い入れ枠も3750億ポンドに据え置いた。景気回復が根付くまで低金利を維持する方針に沿った格好で、 フォワードガイダンスの修正を検討するかをめぐっては示唆を 与…

ECBが金融政策据え置き、デフレ・金利上昇回避へ行動の決意強調

欧州中央銀行(ECB)は9日、主要政策金利を 0.25%に据え置く一方、デフレのリスクや 短期金利の上昇が景気回復を脅かすリスクを 回避するため、利用可能なあらゆる手段を 講じる姿勢を強力に打ち出した。政策金利を長期間、現行水準かそれを下回る水準に 維…