2014-07-04から1日間の記事一覧

今週の材料は?

今週も各国で経済指標が発表されます。ただ米雇用統計など重要指標の発表を終えて、 指標に対する関心が乏しくなるかも知れません。米国では 【9日】 FOMC議事録6月17・18日分【10日】 最新週の新規失業保険申請件数(前回31.5万件増)欧州では 【7日】 6月…

長期金利の低位安定、金融危機につながらず=米シカゴ地区連銀論文

シカゴ地区連銀は3日、長期金利が低位安定した場合、 将来の金融危機のリスクが高まるとの見方を否定する 論文を公表した。長期金利をめぐっては、スタインFRB理事が今年3月、 長期金利の低位安定に対応するため、金融緩和を縮小する 必要があるのではないか…

利上げ、リスク対処の最終手段=英中銀副総裁

イングランド銀行(英中央銀行)のカンリフ副総裁は3日、 不動産ブームに起因する金融安定リスクに対処する手段として、 利上げは効果的だが「非常に切れ味が悪い」との認識を示した。英国の住宅価格の上昇率は9年ぶりの高水準に達しており、 中銀が価格抑制…

独議会下院、時給8.5ユーロの最低賃金を承認

ドイツ連邦議会(下院)は3日、時給8.5ユーロの 法定最低賃金の導入を承認した。副議長によると、投票数601票のうち賛成535票、 反対5票、棄権61票と、賛成多数で承認された。立法化には上院の承認も必要となる。

バイトマン独連銀総裁、金融緩和の長期化に警戒感

ドイツ連邦銀行のバイトマン総裁は3日、欧州中央銀行 (ECB)があまりに長期にわたり金融緩和策を継続すれば、 不動産市場の過熱など金融の不安定をもたらす、 との警戒感を示した。総裁は、必要とされる金融政策の正常化を遅らせない という点を明確にする…

ユーロ圏各国、経済改革と財政再建路線の継続を=クーレECB理事

欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事は3日、 現在の低金利局面から抜け出す唯一の方法は、 ユーロ圏の生産性を引き上げるとともに、 各国が経済改革と財政再建を継続することだ との見方を示した。ベルリンで開かれた会合における発言。クーレ専務理事はユ…

低金利長期間続く、ユーロ圏経済がリスク直面=ECB総裁

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は、3日の理事会後の 記者会見で、ユーロ圏経済はリスクに直面しており、 金利は長期間、低水準にとどまると見通した。総裁は「ユーロ圏の経済見通しをめぐるリスクは、 依然下振れ傾向にある」と指摘。「エネルギー価格やユ…

ECB、資産査定の通知方法を銀行に説明へ

欧州中央銀行(ECB)は、域内銀行への資産査定の 結果の通知方法を来週、銀行側に説明する。市場の情報開示ルールを守るため、資産査定の結果が 事前に漏れる事態を防ぐ必要があるが、直前まで銀行に 資本不足額を通知しない場合、銀行側の対応が 遅れる恐れ…

ECBがインフレ押し上げに自信、必要ならQEの用意

欧州中央銀行(ECB)は3日、前月決定した 一連の追加支援策はインフレ率の押し上げや 銀行の貸し出しにつながるとの認識を示すとともに、 必要であればECBとして量的緩和(QE)に 踏み切る用意があることを確認した。主要政策金利であるリファイナンス金利は…

「金融改革はまだ終わらず」、オバマ米大統領が見解

オバマ米大統領は2日、銀行が過度のリスクテイクや 投機に走らないよう金融改革を一段と進める 必要があるとの見解を示した。大統領はラジオインタビューで、過度なリスクテイクや 投機はうまく行っても一握りの人間が儲けるだけだが、 裏目に出た時は多くの…