2015-08-14から1日間の記事一覧

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の 発表が目白押しです。9月には米国が利上げを実施するのではないか との思惑が浮上する中、中国が人民元を 切り下げるなど、米国が利上げを出来るか否か、 懐疑的な見方も出ています。米国は経済指標の堅調な動きを睨んで、 利上げ秒…

ギリシャ首相、ECB保有の国債満期後に信任投票へ=政府高官

ギリシャのチプラス首相は、欧州中央銀行(ECB)が 保有する同国国債が満期を迎える20日以降、信任投票の 実施を検討する見通しだ。政府高官が14日明らかにした。ギリシャ議会はこの日、欧州連合(EU)などから 新たな金融支援を受けるために必要な財政改革…

ギリシャ支援、IMFの参加が不可欠=ドイツ報道官

ドイツ政府のビルツ報道官は14日、ギリシャへの 第3次金融支援の実施には国際通貨基金(IMF)の 参加が不可欠との見解を明らかにした。報道官は記者会見で「ドイツ政府にとってIMFの 参加が不可欠であることを明確にし、繰り返してきた。 この方針は変わって…

EU、ギリシャ向けつなぎ融資を用意、金融支援遅れた場合に備え

欧州委員会は、ギリシャ向け第3次金融支援が 予定より遅れた場合に備え、さらに60億4000万ユーロ (67億3000万ドル)のつなぎ融資を用意した。約44億ユーロは国際通貨基金(IMF)と 欧州中央銀行(ECB)に対する債務、残りの 約16億7000万ユーロはユーロ圏外…

「ありのまま受け止めて」=安倍首相、各国の理解に期待

安倍晋三首相は14日、戦後70年談話を発表した記者会見で、 「中国の皆さんには、わが国の率直な気持ちをありのまま 受け止めていただきたい」と述べた。また、「アジアの国々をはじめ、多くの国々と未来への夢を 紡いでいく基盤にしていきたい」と述べ、各国…

第3四半期の米成長率見通しは0.7%=アトランタ連銀GDPナウ

米アトランタ地区連銀の経済予測モデル「GDPナウ」によると、 第3・四半期の米国の国内総生産(GDP)は0.7%増になる見通し。前回予想値(8月6日発表)の 0.9%増からやや下方修正された。 予想される在庫の減少を十分に相殺できるほど 7月の小売売上高が増…

米家計債務、第2四半期ほぼ横ばい=NY連銀

米ニューヨーク(NY)連銀が13日公表した 第2・四半期の米家計債務残高は11兆8500億ドル となった。自動車ローンやクレジットカードローンが 増大したものの、住宅ローンなどが減少したことで、 前四半期から20億ドル増とほぼ横ばいとなった。 自動車ローン…

ドイツ国民の半数以上、第3次ギリシャ支援に反対=調査

ドイツ国民の半数以上が、第3次ギリシャ支援に 反対していることが、最新の世論調査から明らかになった。さらに、ギリシャ政府が経済改革を実施することを 確信していないとの回答が圧倒的多数を占めた。フォルサが独紙ハンデルスブラットの委託で 実施した…

ギリシャ債務、ヘアカットは問題外=独副財務相

ドイツのスパーン副財務相は13日、同国政府は ギリシャの債務について償還期限の延長や条件の 緩和などについては話し合う準備があるものの、 ヘアカット(元本削減)は問題外との見方を示した。スパーン副財務相はラジオ局ドイチュラントフンクに対し 「ヘ…

IMF、ギリシャの債務軽減を欧州に要請

国際通貨基金(IMF)は13日、欧州に対し、 ギリシャの債務軽減を受け入れるよう要請した。IMFは、欧州がギリシャの債務負担をより 持続可能なものとする措置が取られた後に、 IMFとして新たなギリシャ向け融資を行うか どうかの判断をするとした。IMFのギリ…

不安定な中国市場、ユーロ圏に予想以上の悪影響も=ECB議事要旨

欧州中央銀行(ECB)は13日、 7月15〜16日の理事会の議事要旨を公表した。議事要旨では、不安定な中国金融市場の動向が ユーロ圏の景気回復に予想以上の悪影響を 及ぼす可能性を指摘。米国の利上げが逆風になる恐れが あるとの認識も示された。 議事要旨は、…

中国、3日連続で基準値を人民元安方向に引き下げ

中国人民銀行は13日、人民元の基準値を 1ドル=6.4010元と、前日基準値(6.3306元) よりも元安水準に設定した。基準値の引き下げは3日連続となる。この日の基準値は、前日の市場終値 (6.3870元)から0.0140元の元安水準。人民元は、1ドル=6.3880元で取引…

中国、「定期的な」為替介入中止=極端な変動は「効果的に管理」へ

中国人民銀行の易綱・副総裁は13日会見し、外為市場での 「定期的な」介入はすでに中止したと述べる一方、 極端な変動が見られた場合は人民元を「効果的に管理」 する方針を示した。副総裁は、12日の市場で元買い介入を実施したのか との質問に「人民銀行は…

CPIの家賃品質調整、総務省は2017年度以降の検討を要望=統計部会

政府の統計委員会のサービス統計・企業統計部会は13日、 消費者物価指数(CPI)の作成方法をめぐり議論した。CPI作成を担当する総務省は、2017年4月に 予定されている次の消費税率引き上げ以降、 税抜きのCPIを作成する意向を正式に表明した。一方、住宅の経…

現在の低金利環境は「理想的ではない」=ドイツ財務省

ライプニッツ経済研究所がリポートで、欧州債務危機に 端を発した借り入れコスト低下でドイツが多大な恩恵を 受けたと指摘したことをめぐり、独財務省は12日、 リポートは「単なる憶測」と反論した上で、現在の 低金利環境は「理想的ではない」との見方を示…

ギリシャ支援めぐり独政権内で相違、財務省は批判・経済省は前向き

ギリシャと国際支援団が合意した支援をめぐる覚書 (MOU)について、ドイツ財務省は政策の方向性の 明確性が不十分と批判したのに対し、同国の経済省は 前向きな見方を示すなど、メルケル首相率いる 連立政権内でギリシャ支援をめぐる見解が 分かれているこ…