ギリシャ救済、担保なければ離脱も=フィンランド首相

フィンランドのカタイネン首相は23日、担保差し入れが
認められなければ、同国がギリシャ救済から
離脱する可能性があるとの見解を示した。

担保差し入れが拒否された場合、フィンランド
ギリシャ救済から離脱する可能性はあるかとの
ロイターの質問に対し、首相は「ある」と答えた。

「担保差し入れに関するフィンランドギリシャの合意が
支援策の妨げとなってはならないが、いずれにしても
われわれは担保を要求する」と主張し、「ギリシャ救済参加の
条件として担保を要請することは、
フィンランド議会での決定だ」と述べた。

ただ、ギリシャとの合意は内容が修正される可能性もあるとし、
フィンランドはこの問題について他のユーロ圏諸国と
協議を続けていると述べた。

首相は、ユーロ圏共同債の構想に
反対の立場も改めて表明した。