ECB、ギリシャ債務減免協議には参加せず=アスムセン専務理事

欧州中央銀行(ECB)のアスムセン専務理事は27日、
ECBはギリシャの債務減免協議に参加しないとの立場を示した。

同専務理事はロイターに対し、ギリシャ政府が現在進めている
債務減免に関する協議は民間部門を対象としたもので
「ECB、並びにユーロシステムは、明らかに民間部門ではない」と述べた。

その上で「債務を確実に持続可能な起動に乗せるよう、
民間債権者との間で行われている債務交換協議の条件を
早急に選択することは、今やギリシャ政府次第となっている」と語った。

同専務理事はまた、欧州諸国の財政規律強化に向けた
新財政協定について、30日の欧州連合EU)首脳会議で
署名されるとの見通しを示した。