スペインは「大いなる危機」に直面、失業率はひどい結果=外相

スペインのマルガージョ外相は27日、第1・四半期の
スペインの失業率が約20年ぶりの水準に悪化したことについて、
スペイン経済は「大いなる危機」に直面していると述べた。

スペイン国家統計局(NSI)は同日、第1・四半期の
失業率が24.4%となったと発表。

前四半期の22.9%から悪化し、欧州連合
EU)加盟国なかでは最悪となった。

これを受けマルガージョ外相はラジオのインタビューに対し、
「誰にとってもひどい数字で、政府にとっても非常に悪い結果となった。
スペインは大いなる危機のただ中にいる」と述べた。

前日には、S&Pがスペインの長期ソブリン信用格付けを
「A」から「BBB+」に2段階引き下げたばかり。