ギリシャ証券規制当局、アテネ証取での空売り禁止措置を延長

ギリシャの証券規制当局である資本市場委員会は24日、
アテネ証券取引所における空売り禁止措置をさらに3カ月延長し、
10月31日まで続ける方針を示した。

ギリシャ資本市場委員会は債務危機を背景とする
株価急落を食い止めるため、2011年8月に空売り禁止措置を
導入して以来、これまで3度に渡って期限を延長していた。
今回で4度目の延長となる。

同委員会は「ギリシャや欧州の資本市場の動向や、
スペインとイタリアの規制当局も最近同じような決定を
下したことを考慮し、アテネ証券取引所における
空売り禁止措置を10月31日まで延長することを
決めた」と説明した。