ノルウェー政府系ファンド、株式とユーロ圏政府債への投資比率引き下げ

6000億ドル規模のノルウェーの政府系ファンド(SWF)は、
第2・四半期に株式とユーロ圏政府債に対する投資を削減する一方、
日米並びに新興国などの政府債への投資比率は引き上げた。

ユーロ圏債券への投資比率は、前四半期の
14.5%から14%に引き下げた。

同SWFは、ポートフォリオ全体に占める債券投資比率を
前四半期の39%から40.1%に引き上げ、日本、米国、
新興市場の債券を取得。

一方、フランス、英国、
スペインの政府債は売却した。

株式投資比率は、前四半期末の
60.7%から59.6%に引き下げた。

ノルウェーのSWFは石油収入を運用しており、
世界最大級の投資家の1つ。