今週の材料は?

今週は、米国でFOMCが開催されます。

直前に発表された雇用統計で、
新規雇用者が10万人を下回ったことで、
FRBとしては何らかの手を打つ必要が
あるとの見方が広がっています。

既に、ECBは国債買い入れを決めるなど、
追加緩和策について、次の一手をうっています。

米国も、大きな材料として注視していた雇用統計が、
回復を示していないことで、追加緩和を行う理由が
出来ました。

今からでは、大統領選挙投票日には
間に合わないかも知れませんが、
FRBが金融政策で出来ることを行うことを
示すことが大事なことになっています。

FOMCではどんな結論が出るのか、注目されます。

米国では
【10日】
7月の消費者信用残高(予想100億ドル増、前回64.59億ドル増)

【11日】
7月の貿易収支(予想445億ドルの赤字、前回429億ドルの赤字)

【12日】
8月の輸入物価指数(予想前月比1.2%上昇、前回0.6%低下)
7月の卸売在庫(予想前月比0.3%増、前回0.2%減)

【13日】
8月の生産者物価指数(予想前月比1.0%上昇、前回0.3%上昇)
8月の生産者物価指数コア(予想前月比1.7%上昇、前回0.5%上昇)
9月8日までの週の新規失業保険申請件数(前回36.5万件)
FOMC政策金利発表
8月の月次財政収支(予想1550億ドルの赤字、前回1341億ドルの赤字)

【14日】
8月の消費者物価指数(予想前月比0.5%上昇、前回横ばい)
8月の消費者物価指数コア(予想前月比0.2%上昇、前回0.1%上昇)
8月の小売売上高(予想前月比0.6%増、前回0.8%増)
8月の小売売上高除く自動車(予想前月比0.5%増、前回0.8%増)
8月の鉱工業生産(予想前月比0.2%上昇、前回0.6%上昇)
8月の設備稼働率(予想79.3%、前回79.3%)
9月のミシガン大消費者信頼感指数速報(予想74.0、前回74.3)
7月の企業在庫(予想前月比0.3%増、前回0.1%増)

欧州では
【10日】
7月の仏鉱工業生産(予想前月比0.5%減、前回横ばい)

【11日】
第2四半期の仏農業部門雇用者確報(前回前期比0.1%減)
7月の英商品貿易収支(予想90.00億ポンドの赤字、前回101.19億ポンドの赤字)

【12日】
8月の仏消費者物価指数(前回前年比1.9%上昇)
8月の独消費者物価指数確報(予想前年比2.0%上昇、前回2.0%上昇)
8月の英失業率(予想4.9%、前回4.9%)
8月の英失業保険申請件数(予想0.50万件増、前回0.59万件減)
7月のユーロ圏鉱工業生産(予想前月比0.3%減、前回0.6%減)

【13日】
スイス中銀政策金利発表
ECB月例報告

【14日】
8月のユーロ圏消費者物価指数確報(前回前年比2.6%上昇)

日本では
【10日】
第2四半期のGDP二次速報(予想前期比年率1.0%増、前回1.4%増)
7月の経常収支(予想4856億円の黒字、前回4333億円の黒字)
7月の貿易収支(予想4395億円の赤字、前回1120億円の黒字)
8月の景気ウォッチャー調査現状判断DI(予想43.4、前回44.2)
8月の景気ウォッチャー調査先行き判断DI(予想44.4、前回44.9)

【11日】
8月のマネーストックM2+CD(予想前年比2.3%上昇、前回2.2%上昇)

【12日】
7月の機械受注(予想前月比1.8%増、前回5.6%増)

【14日】
7月の鉱工業生産確報(前回前月比1.2%減)

その他では
【13日】
NZ中銀政策金利発表