オランダ当局、ラボバンクにLIBOR問題で情報提供を要請=報道
オランダのテレグラフ紙は2日、オランダ法務省が
海外捜査当局に代わり、ラボバンクに対し、
ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)不正操作問題に
関与した可能性について情報提供を求めたと伝えた。
ラボバンクは2011年9月、米国の投資家から、
他の銀行と共に2006〜2009年にLIBORの
不正操作スキャンダルに関与したと批判されていた。
ラボバンクのスポークスマンは、
この報道についてコメントを拒否。
その上で、海外の捜査当局がラボバンクを
調査しており、ラボバンクはそれに全面的に
協力しているという従来のコメントを繰り返した。
オランダのダフブラット紙は7月、ラボランクが
LIBOR操作問題に絡んで2008年から
昨年までに4人の従業員を解雇したと伝えていた。