今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。

米国では週末に雇用統計が発表されます。

失業率は7.7%で前月と変わらず、
非農業部門の新規雇用は前月比19.5万人増と、
前月の23.6万人増加から減少します。

日本では、日銀短観が発表されます。

大企業製造業の業況判断DIはマイナス7、
先行きはプラス1、大企業非製造業の業況判断は
プラス8、先行きはプラス11と、金融緩和を
先取りする形で、楽観的な見方が好影響を
与えているようです。

この中、ECBとイングランド銀行
政策金利を発表します。

キプロス危機など、欧州の金融不安が続く中で、
緩和策を打ち出すのか否か、注目が集まります。

また、日本では黒田日銀として
初めての金融政策決定会合を開きます。

強力な緩和をどのような形で、
実現されるのか、注目したいと思います。

米国では
【1日】
3月のISM製造業景況指数(予想54.0、前回54.2)
2月の建設支出(予想前月比1.0%増、前回2.1%減)

【2日】
2月の製造業受注指数(予想前月比2.9%増、前回2.0%減)

【3日】
3月のADP全国雇用者数(予想20.0万人増、前回19.6万人増)
3月のISM非製造業景況指数(予想55.8、前回56.0)

【4日】
3月30日までの週の新規失業保険申請件数(前回35.7万件)

【5日】
3月の失業率(予想7.7%、前回7.7%)
3月の非農業部門雇用者数(予想19.5万人増、前回23.6万人増)
2月の貿易収支(予想446億ドルの赤字、前回444億ドルの赤字)
2月の消費者信用残高(予想155.00億ドル増、前回161.51億ドル増)

欧州では
【2日】
3月のスイスPMI製造業(予想50.5、前回50.8)
3月の英PMI製造業(予想48.9、前回47.9)
2月の英消費者信用残高(予想4億ポンド増、前回4億ポンド増)
2月の英マネーサプライM4(前回前年比0.8%低下)
2月のユーロ圏失業率(予想12.0%、前回11.9%)
3月の独消費者物価指数速報(予想前年比1.3%上昇、前回1.5%上昇)

【3日】
3月の英PMI建設業(予想48.0、前回46.8)
3月のユーロ圏消費者物価指数速報(予想前年比1.6%上昇、前回1.8%上昇)

【4日】
3月の英PMIサービス業(予想51.5、前回51.8)
2月のユーロ圏生産者物価指数(予想前年比1.4%上昇、前回1.9%上昇)
イングランド銀行政策金利発表
ECB政策金利発表

【5日】
2月のユーロ圏小売売上高(予想前年比1.3%減、前回1.3%減)
2月の独製造業受注(予想前月比1.1%上昇、前回2.5%低下)

日本では
【1日】
日銀短観大企業製造業業況判断DI(予想マイナス7、前回マイナス12)
日銀短観大企業製造業先行きDI(予想プラス1、前回マイナス10)
日銀短観非製造業業況判断DI(予想プラス8、前回プラス4)
日銀短観非製造業先行きDI(予想プラス11、前回プラス3)
日銀短観設備投資計画(予想前年比5.0%上昇、前回6.8%上昇)

【4日】
日銀金融政策決定会合

【5日】
2月の景気動向指数速報先行CI指数(前回95.0)
2月の景気動向指数速報一致CI指数(前回91.6)
4月の金融経済月報基本的見解

その他では
【2日】
豪連銀政策金利発表