ECB、必要なら追加措置講じる用意=フィンランド中銀総裁

欧州中央銀行(ECB)理事会のメンバーである
リーカネン・フィンランド中銀総裁は16日、
ユーロ圏のデフレを回避するため、ECBは
必要なら追加措置を講じる用意がある、
との考えを示した。

フィンランド中銀は、EU21(ユーロ圏とスウェーデン
デンマーク、英国)の2015年の成長率見通しを1.4%から
1.1%に下方修正した。

ロシアの成長率については、ウクライナ危機が重しとなり、
今年はほぼ横ばい、来年は0.5%になるとの見通しを示した。

EU21のインフレ率は2015年は1%を上回り、
2016年には1.5%近辺に上昇する、との見通しを示した。