世界経済への懸念は強まった=英財務相

オズボーン英財務相は21日、ユーロ圏の景気停滞、
日本のリセッション(景気後退)入り、
地政学的緊張といった要因から、世界経済の
現状に対する懸念が強まったとの認識を示した。

同相はロンドンのイベントで企業幹部らに対し、
「世界経済の状況については、数カ月前よりも
確実に懸念が強まっている。欧州の状況だけに
ついて語っているわけではない」と述べた。

イタリアのパドアン経済相は同じイベントで、
ユーロ圏の景気回復を後押しするために、
金融政策で「可能な限りのあらゆる手段」が
用いられると確信していると述べた。