ユーロ圏財務相会合が終了、議長「ギリシャは改革リスト提出を」

ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のデイセルブルム議長は、
ラトビアのリガで開催した会合終了後に会見し、ギリシャ
支援融資を受けるためには包括的な改革リストを提出する
必要があると改めて表明し、ギリシャに作業の加速を求めた。

デイセルブルム議長は「包括的で詳細な改革リストが
必要だ。融資を実行する前に、包括的な合意が成立する
必要がある。われわれは、時間切れになりつつあると
認識している」と述べた。

ユーロ圏の財務相は、ブリュッセルで5月11日に開く
次回会合で、ギリシャ側の進展を評価する。

デイセルブルム議長は、現在の協議が決着すれば、
第3次支援について交渉できるとの認識を示した。

「早期の合意達成を期待している。合意が達成できれば
将来について協議することができる」と語った。

部分的な改革で支援融資を一部実行することはない、
とクギも刺した。