今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。

英国では総選挙を終えて、11日にイングランド銀行
金融政策決定会合が開催されます。

総選挙は保守党が過半数を獲得し、政権の基盤は
強まった模様ですが、EU離脱などの問題など、
先行きは波乱含みです。

イングランド銀行が英経済をどのように考えているのか、
政策金利発表が注目されます。

米国では足元の経済指標に対する不安感が出ていることで、
経済指標に注目が集まりそうです。

強い指標が出れば早期利上げ、弱い指標が出れば
利上げ時期の後退、それぞれの見方が強まるものと
見られます。

米国では
【13日】
4月の小売売上高(予想前月比0.2%増、前回0.9%増)
4月の小売売上高除く自動車(予想前月比0.4%増、前回0.4%増)

【14日】
新規失業保険申請件数(前回26.5万件)
4月の生産者物価指数(予想前月比0.1%上昇、前回0.2%上昇)
4月の生産者物価指数コア(予想前月比0.1%上昇、前科0.2%上昇)

【15日】
5月のニューヨーク連銀製造業景気指数(予想5.00、前回マイナス1.19)
4月の鉱工業生産(予想前月比横ばい、前回0.6%低下)
5月のミシガン大消費者信頼感指数(予想96.5、前回95.9)
3月の対米証券投資ネット長期フロー(前回98億ドル増)
3月の対米証券投資ネットフロー合計(前回41億ドル増)

欧州では
【12日】
3月の英鉱工業生産(予想前月比横ばい、前回0.1%上昇)

【13日】
第1四半期の仏GDP速報値(予想前年比0.6%増、前回0.2%増)
4月の仏消費者物価指数(予想前年比0.1%上昇、前回0.1%低下)
第1四半期の独GDP速報値(予想前年比1.4%増、前回1.4%増)
4月の英失業率(予想2.2%、前回2.3%)
4月の英失業保険申請件数(予想2.00万件減、前回2.07万件減)
第1四半期のユーロ圏GDP速報値(予想前年比1.1%増、前回0.9%増)
3月のユーロ圏鉱工業生産(予想前月比0.3%低下、前回1.1%上昇)
イングランド銀行インフレレポート

日本では
【12日】
3月の景気動向指数速報先行CI指数(予想105.5、前回104.8)
3月の景気動向指数速報一致CI指数(予想109.7、前回110.7)

【13日】
3月の経常収支(予想2兆710億円の黒字、前回1兆4401億円の黒字)
3月の貿易収支(予想5275億円の黒字、前回1431億円の赤字)