英GDP上方修正、建設の算出手法変更=統計局

英国立統計局(ONS)は12日、建設部門生産の
算出方法を変更したことを明らかにした。

その結果、2014年と2015年第1・四半期の
国内総生産GDP)伸び率について、
当初の発表値から上方修正した。

統計局は2014年GDP伸び率を
従来の2.8%から2.9%に引き上げた。

また2015年第1・四半期は
前期比0.3%から0.4%に改定した。

統計局は今回、建設セクターにおける価格の変動を
計算する方法を変更したほか、データの季節調整の
手法を修正したと説明している。

統計局は、統計の算出方法の変更に伴い、
今年第1・四半期の建設部門生産を従来発表の
前期比1.1%減から同0.2%減に改定した。

きょう新たに発表された4月建設部門生産は
前月比0.8%減、前年比1.5%増。

3月は前月比1.4%増、前年比5.0%増だった。