米消費、冬の減速から大幅に加速していない=NY連銀の新経済報告

米ニューヨーク(NY)連銀は22日、新たな
月次経済報告書を発表し、米実質消費支出が
冬期にみられた減速から著しく加速している
兆候はみられないとの見解を示した。

NY連銀は6月の「U.S. Economy in a Snapshot」の中で、
「天候の回復や労働情勢の改善、前年比での
エネルギー価格下落にもかかわらず、(消費の伸びは)
精彩を欠いている」と指摘した。

金融状況については、世界の債券利回りが
4月下旬から6月初旬にかけ上昇し、その後
押し戻されたとの認識を示した。