ギリシャ支援協議、年金や付加価値税などで依然隔たり=EU高官
ギリシャと国際債権団は年金システムや付加価値税、
法人税の改革について意見の相違が解消できておらず、
23日の協議も進展がほとんど見られなかったことが
分かった。
欧州委員会、ユーログループ(ユーロ圏財務相会合)、
国際通貨基金(IMF)、欧州安定メカニズム(ESM)
及び欧州中央銀行(ECB)の幹部らは24日の
日本時間午後7時にブリュッセルで会合し、
その1時間後にギリシャのチプラス首相が
加わることになっている。
この協議に詳しいあるEU高官は「会合を
控えたチプラス首相の姿勢には、多くの点で
いまだに隔たりがある」と主張。
「昨日もあまり進展はなかった」とした。
ギリシャ側の主張の焦点となっている
債務再編については、現在の支援内容に
含まれていないため、今のところ
話し合われていないという。