ドイツのショイブレ財務相は29日、ギリシャ支援打ち切りに
よる他国への影響は限定的との見解を示した。
ショイブレ財務相が独議員に
充てた書簡をロイターが確認した。
同相は書簡で「ギリシャが交渉を打ち切ったことによって、
支援プログラムは6月30日をもって終了する。これに伴う
他国への影響は限定的なものとなるだろう」と述べた。
さらに、ギリシャのデフォルト（債務不履行）による
ドイツ予算への影響については、数年にわたり
分散されるため、予見可能な将来に均衡予算の
達成を目指す政府の目標が脅かされることはない
との考えを示した。
