ギリシャ総選挙、金融支援への影響はない=ユーログループ幹部

ユーロ圏財務相(ユーログループ)作業部会の責任者、
トーマス・ウィーザー氏は21日、前日に辞職した
ギリシャのチプラス首相が要請している総選挙について、
金融支援への影響はないと言明した。

総選挙の結果で金融支援の数字は変わるかとの
オーストリアのラジオ局ORFの質問に対し、同氏は
「それはない。総選挙は想定されていた過程であり、
ギリシャ政府の構造の透明性を高めるために多くの
人々が望んだものだ」と発言。

「10月にわれわれは債務軽減の可能性に関する
会議を開き、(9月20日の総選挙後に)支援プログラムが
さらに進捗することを願っている」と述べた。