今週の材料は?

今週も、各国で経済指標の
発表が目白押しです。

米国では、利上げに向けて、経済指標の
堅調な動きを確認するものと見られます。

欧州では、景気の低迷を探る景気指標の
中味を確認するものと思われます。

ドラギECB総裁が示唆した追加緩和を促す
経済指標の発表があるか否か、注目されます。

英国では、イングランド銀行
金融政策を決める会議を開きます。

米国では利上げ、欧州では追加緩和に向けて、
バイアスがかかっていますが、英国では当局者の
発言を見ると、利上げを窺う姿勢であることが
見られます。

同じ欧州内で、ユーロ圏は追加緩和、英国では
利上げという動きを見せているのです。

イングランド銀行の姿勢を
慎重に確認したいと思います。

米国では
【85日】
8月の労働市場情勢字数(前回1.1)
【10日】
最新週の新規失業保険申請件数(前回28.2万件)

【11日】
8月の生産者物価指数(予想前月比0.1%低下、前回0.2%上昇)
8月の生産者物価指数コア(予想前月比0.1%上昇、前回0.3%上昇)
9月のミシガン大消費者信頼感指数速報値(予想91.5、前回91.9)

欧州では
【7日】
7月の独鉱工業生産(予想前月比1.1%上昇、前回1.4%低下)

【8日】
8月のスイス失業率(前回3.1%)
7月の独経常収支(予想215億ユーロの黒字、前回244億ユーロの黒字)
7月の独貿易収支(予想233億ユーロの黒字、前回240億ユーロの黒字)
第2四半期のユーロ圏GDP改定値(予想前年比1.2%増、前回1.2%増)

【9日】
7月の英鉱工業生産(予想前月比0.1%上昇、前回0.4%低下)
7月の英商品貿易収支(予想94.50億ポンドの赤字、前回91.84億ポンドの赤字)

【10日】
イングランド銀行政策金利発表

日本では
【7日】
7月の景気動向指数速報先行CI指数(予想104.9、前回108.5)
7月の景気動向指数速報一致CI指数(予想112.2、前回112.3)

【8日】
7月の経常収支(予想1兆7500億円の黒字、前回5586億円の黒字)
7月の貿易収支(予想787億円の赤字、前回1026億円の黒字)

【10日】
7月の機械受注(予想前月比3.3%増、前回7.9%減)