今週の材料は?

今週も各国での経済指標の
発表が目白押しです。

中でも16、17日に開催される
FOMCが最大の注目を集めるもの
と見られます。

経済指標を見ている限り、FRB
超緩和策を終えることは確実と
見られています。

ただ、中国の株価下落をきっかけに、
世界の金融市場が不透明な動きを
見せたことで、これ以上の金融市場の
混乱を防ぐ意味合いから、9月の
超緩和策解除は早いのではないか、
との見方も聞かれます。

いずれにしろ、12月までには超緩和策の
解除が行われるのではないかと見られています。

FRBが、米国だけの要因から
超緩和策を解除するのか否か、
注目されます。

米国では
【15日】
8月の小売売上高(予想前月比0.3%増、前回0.6%増)
8月の小売売上高除く自動車(予想前月比0.1%増、前回0.4%増)
9月のニューヨーク連銀製造業景気指数(予想0.50、前回マイナス14.92)
8月の鉱工業生産(予想前月比0.2%低下、前回0.6%上昇)

【16日】
8月の消費者物価指数(予想前月比0.1%低下、前回0.1%上昇)
8月の消費者物価指数コア(予想前月比0.1%上昇、前回0.1%上昇)
9月のNABM住宅市場指数(予想61、前回61)
7月の対米証券投資ネット長期フロー(前回1031億ドル増)
7月の対米証券投資ネットフロー合計(前回1103億ドル減)

【17日】
最新週の新規失業保険申請件数(前回27.5万件)
8月の住宅着工件数(予想年率換算116.0万件、前回120.6万件)
8月の建設許可件数(予想年率換算115.0万件、前回113.0万件)
第2四半期の経常収支(予想1135億ドルの赤字、前回1133億ドルの赤字)
9月のフィラデルフィア連銀景況指数(予想6.0、前回8.3)
FOMC政策金利発表

欧州では
【14日】
7月のスイス実質小売売上高(前回前年比0.9%低下)
7月のユーロ圏鉱工業生産(予想前月比0.2%上昇、前回0.4%低下)

【15日】
8月の仏消費者物価指数(予想前年比0.1%上昇、前回0.2%上昇)
8月の英消費者物価指数(予想前年比0.1%低下、前回0.1%上昇)
8月の英生産者物価指数コア(前回前年比0.3%上昇)
9月の独ZEW景況感調査(予想19.0、前回25.0)
9月のユーロ圏ZEW景況感調査(前回47.6)
7月のユーロ圏貿易収支(前回264億ユーロの黒字)

【16日】
8月の英失業保険申請件数(予想0.50万件減、前回0.49万件減)
8月の英失業率(前回2.3%)

【17日】
スイス中銀政策金利発表
8月の英小売売上高指数(予想前年比3.6%上昇、前回4.3%上昇)

日本では
【14日】
日銀金融政策決定会合

【17日】
8月の通関ベース貿易収支(予想5816億円の赤字、前回2684億円の赤字)

【18日】
日銀金融政策決定会合議事要旨8月6・7日分