排ガス規制逃れ問題、新事実の公表はもうない=VW英法人社長

独自動車大手フォルクスワーゲンVW)の英国法人の
ポール・ウィリス社長は15日、排ガス規制逃れ問題に
関して、これ以上の新事実が明らかになるとは考えていない
ことを示唆した。

ウィリス社長は英下院で「個人的には、これ以上の
情報が明るみに出ることはないと思う」と証言した。

排ガス制御のための補助デバイスとして当局に開示する
必要のあったソフトウエアをめぐり、一部の2016年モデルを
対象とする米国の認可申請を撤回したことについては
「米国で起きたこととは切り離して考えるべきだ」と述べた。