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フォルクスワーゲン(VW)の排ガス不正問題で、
ドイツの検察当局は24日、脱税の疑いでも捜査を
始めたと明らかにした。
ブラウンシュワイクの検察当局が、
2度目の正式捜査を始めた。
捜査対象に、同社従業員5人を中心に据える。
ドイツの自動車税は、車両の燃料消費に
よって決められている
検察当局は、二酸化炭素(CO2)排出不正車保有者の
納税額が過少だったかを調べる。
検察当局の報道官は、脱税の影響は
小さくないとの認識も示した。
ブラウンシュワイクの検察当局はこの件とは別に、
詐欺や競争法規違反などの疑いで、VWの
関係者数人について調べている。
VWは今月初め、CO2排出量の測定をめぐる不整合性が
見つかったとし、約80万台が影響を受ける可能性が
あると明らかにしていた。