イエレン発言受け、ドル軟調に

30日の外国為替市場は、早期利上げに懐疑的な
イエレンFRB議長の発言を受けて、ドルは軟調
推移しています。

ドル円は112円台前半〜後半の狭いレンジで推移し、
112.60円付近で小動きとなっています。

ユーロ円は127円台前半で推移しています。

イエレンFRB議長は、最近、FRB地区連銀総裁が
早期利上げに前向きな発言を行っていましたが、
海外の成長鈍化や年初来の金融市場の混乱を
受けて追加利上げのペースは幾分鈍化が
予想されていると指摘、早期の利上げ観測を
けん制しました。

これを受けて、ドルは軟調に推移。

対円では113円台から112円台に下落しました。

市場では、米国の早期利上げを材料に、
ドルを買う動きが強まっていますが、
イエレンFRB議長の発言で、米国の
利上げ観測については仕切り直しと
なっています。