ドルは小甘い展開、106円台央に

9日の外国為替市場は、ドルが
小甘い展開となっています。

ドルは対円で106円台央〜後半で
小動きが続いています。

米雇用統計で、非農業部門の新規雇用者が
予想外の低水準にとどまったことや、
イエレンFRB議長が足元の利上げに否定的な
見方を示したことなどが、ドル売りの材料に
なっています。

この間のドル安・円高についてベイサイドからは
日本側の介入の可能性について、否定的な見方が
出ていることも、ドルの上値を抑制しているようです。

円は対ユーロでは121円台後半、
対英ポンドでは154円台前半〜央で推移しています。

来週の米FOMCや再来週の英国のEU離脱に対する
国民投票の行方を意識する声が強まっています。