サウジアラビアやイランなど14カ国が加盟する
石油輸出国機構(OPEC)は28日、アルジェリアの
首都アルジェで臨時総会を開き、2008年12月以来、
約8年ぶりに減産することで合意した。
日量3324万バレル(8月時点)に達するOPEC全体の
生産量を、日量3250万〜3300万バレルの範囲内に抑える。
元で頭打ちとなっている原油価格の
上昇につなげる狙いがある。
減産の正式決定に向けては、11月30日に開く
次のOPEC総会までに国別の生産量をいかに
調整できるかが焦点となる。
ロシアなどOPEC非加盟の主な産油国にも協力を求める。