米公定歩合議事録、ミネアポリス除く11連銀が引き上げ要求
米連邦準備理事会(FRB)が10日公表した昨年11月及び
12月開催の公定歩合会合に関する議事録によると、
12地区連銀中、ミネアポリス連銀を除く11地区連銀が
公定歩合を0.25%引き上げ1.25%とすることを求めた。
11月初旬の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に開かれた
前回の公定歩合会合では、9連銀が引き上げを主張していた。
11連銀は経済活動及び労働市場の実際の進展と予想される
前進を踏まえ、引き上げを要求。
拡張的な財政政策など、政府の大幅な政策変更の可能性に
言及する声も上がったとしている。
一方、ミネアポリス連銀は金融緩和の継続を求め、
据え置きを主張した。
12月12日開催の公定歩合会合では、据え置きを決めていた。