北朝鮮、過去最大の攻撃演習

北朝鮮国営の朝鮮中央通信は26日、北朝鮮が25日の軍創建85年を
祝し、過去最大規模の攻撃演習を行ったと報じました。

金正恩朝鮮労働党委員長が立ち会いました。

演習は成功し、金委員長は「大満足の意」を示したといわれています。

米軍が原子力空母「カール・ビンソン」や原子力潜水艦「ミシガン」を
朝鮮半島に派遣するなど、圧力を強める中、力で対抗する姿勢を内外に
誇示する狙いがあるとみられています。

朝鮮中央通信によると、演習では数キロの海岸に並んだ約300門の
自走砲が一斉に砲撃し、潜水艦が敵の艦船に見立てた標的に強力な
魚雷攻撃を仕掛け、爆撃機などが超低空飛行で爆弾を投下しました。

韓国軍によると、北朝鮮軍は25日、東部・元山で過去最大規模の
砲撃訓練を実施しており、これを指すとみられています。