日米経済対話、北朝鮮情勢受け非公式協議を中止

日米経済対話の正式開催を前に、5日に米国で
行われる予定だった麻生副総理兼財務相
ペンス米副大統領の非公式協議を中止することが1日、
分かりました。

政府関係者が明らかにしたもので、ミサイル発射問題など
北朝鮮情勢の緊迫化を受け、日本側が麻生氏の訪米見送りを
伝えました。

日米両政府は10月にも経済対話の第2回会合を開催する方向で、
今回の非公式協議では貿易問題など正式会合で取り扱う
議題について事前調整する予定でした。

ただ、北朝鮮は8月29日に日本上空を通過する弾道ミサイル
発射するなど挑発を強めており、不測の事態に備えるため
麻生氏の訪米を取りやめました。

日米両政府は今後、事務レベルで正式会合に
向けた準備を進める予定です。