円大幅安、112円台に下落

21日の外国為替市場では、ドル円相場は112円台半ばと、
円が7月下旬以来約2カ月ぶりの安値に下落しました。

FOMCを受けて、年内の米国の利上げが実施される
との見方が強まり、ドル買い・円売りが加速しました。

また、欧州でも次回10月の会合で利上げに向けて
動き出すとみられており、対欧州通貨でも円は
軟調な動きを見せています。

ドル円は112.45円前後で、ユーロ円は133.65円前後で、
英ポンド円は151.70円前後で、豪ドル円は89.95円前後で
推移しています。

また、この日の日銀金融政策決定会合で、超緩和策の維持が
継続されることが決まったことで、金利面からは
円を買う理由がないとする声が支配的となっています。