英中銀は政策金利を0.5%に据え置き

イングランド銀行(英中央銀行)は8日、世界経済の
回復を背景に、国内の経済成長見通しを引き上げた上で、
当初の見立てよりも早期かつ一段の利上げがおそらく
必要になるとの認識を示しました。

この日の政策決定会合では金利を0.50%に据え置きました。

決定は全会一致でした。

国債社債の買い入れ枠を現行水準に維持することも決めました。

政策委員会は声明で、インフレが「より標準的な期間」に
2%目標へ回帰することが望ましいと指摘し、「経済が2月の
インフレ報告の予想に概ね沿う形で進展するなら、
金融政策は、昨年11月時点での見通しと比較して、
予想期間内にやや早期に、かつ一段と引き締める
必要があるだろう」と述べています。