ドル円は106円台前半〜半ばで推移

13日の外国為替市場では、ドル円相場は
103円前半〜半ばで推移しています。

前週発表された米雇用統計で時間当たり賃金の伸びが
鈍化したことを材料に、ドル買いの勢いが削がれました。

また、森友学園問題で財務相や麻生財務相
あるいは安倍政権について厳しい見方が広がる中で、
円が上値を意識する動きとなっています。

先週までは、米雇用統計で新規雇用者が増加したこと、
米朝首脳会談が行われる可能性が出てきたことなどを
材料にリスク回避の円買いから、円売りの動きが
強まっていました。

しかし、米雇用統計では時間当たり賃金が伸び悩んだことや
トランプ米大統領が貿易戦争を仕掛ける動きを
強めていることなど、ドルの不安材料が払しょくできず、
この材料もドルの上値を重くしています。

ドル円は106.40円前後で、ユーロ円は131.25円前後で、
英ポンド円は147.90円前後で、豪ドル円は83.85円前後で
推移しています。