米公定歩合の議事要旨、2地区連銀が引き上げ主張

米連邦準備理事会(FRB)が28日、公定歩合会合の
議事要旨を公表し、12地区連銀中2連銀が引き上げを
求めていたことが分かりました。

議事要旨によると、クリーブランド
カンザスシティーの地区連銀が、
公定歩合を現在の2.5%から
0.25ポイント引き上げるよう主張しました。

「堅調な経済成長が続く見通しや労働市場
引き締まり、インフレ率が2%付近に
とどまっている点を考慮」したとされています。

残る10地区連銀は、現在の景気情勢に
適切な水準として据え置きを求めました。