トランプ米大統領は30日、ブルームバーグ通信
とのインタビューで「(米国は)金融緩和に
なっていない」と語り、連邦準備制度理事会
(FRB)の金融引き締め政策に不満を訴えました。
FRBが景気過熱を回避するために進めている
緩やかな利上げを改めてけん制しました。
同大統領は、各国の中央銀行が貿易に有利になる
金融政策を講じていると主張し、FRBも金融政策で
政権を支えるべきだとの立場を示しています。
ただ、インタビューではパウエルFRB議長について、
「好きで尊敬できる人物を(議長に)指名した」
と話し、人事は後悔していないと強調しました。