米FOMC議事録、利上げペースに慎重論も

米連邦準備制度理事会FRB)は29日、
11月7、8両日の連邦公開市場委員会
FOMC)議事要旨を公表しました。

それによると、12月のさらなる利上げが
妥当との見方で概ね一致しましたが、
一部の参加者は、景気を過熱も
冷やしもしない「中立金利」に
迫りつつあると言及し、来年の
利上げペースは「不透明」と
指摘しました。

多くの参加者は、トランプ政権が発動した
輸入制限などを踏まえて「貿易摩擦激化が
景気減速を早める可能性がある」と警戒し、
トランプ大統領は、FRBの利上げが景気拡大を
阻みかねないと繰り返し批判しています。